14系客車



スハネフ14形客車 2002年、東京駅にて。
 


 14系寝台客車は、従来の20系客車の置き換えと、寝台列車のサービス向上を図るために登場しました。寝台幅が70cmに拡幅されたほか、冷房装置の電源となるディーゼル発電機をスハネフ14形に搭載したことで電源を編成中に分けて搭載できるようになったので、異なる行き先の列車を併結するのに大変便利になりました。そのため、ローカル線への寝台列車の入線もしやすくなっています。
 当初は14系客車でもB寝台は3段式でしたが、現在は全て2段式に改められています。

 写真は東京駅に到着した特急富士です。特急富士の東京駅到着は9時58分頃なので、この後秋葉原や新宿などへ買い物をしに行くのに便利。
 しかし、2005年3月1日のダイヤ改正から、東海道・山陽本線内は寝台特急『はやぶさ』と併結運転されるようになり、2009年3月14日のダイヤ改正で、併結相手の『はやぶさ』と共に廃止されました。

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